Claudeで長い文書を扱うときは、まず「そのまま全部入れるか」「分割するか」「Projectsに置くか」を決めると失敗が減ります。Claudeは長文を扱えますが、ファイルの種類や上限、PDFの扱いにははっきりした条件があります。
最初に押さえること
- 長い文書は、内容がひとまとまりでも章ごとに分けたほうが追いやすい
- Claudeはチャット添付とProjectsで扱い方が少し違う
- PDFは100ページ未満なら画像や図表も見られるが、1000ページ超ではテキストのみになる
- 非PDF文書はテキスト抽出中心なので、埋め込み画像は読めない
対応形式と上限
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応文書 | PDF、DOCX、CSV、TXT、HTML、ODT、RTF、EPUB、JSON、XLSX |
| チャット添付 | 1ファイル500MB、1チャット20ファイルまで |
| Projects | 1ファイル30MB。総量はコンテキスト内に収める必要あり |
| 長文の目安 | 有料プランのコンテキストは200k+トークン規模 |
そのまま入れるより、先に分ける
長い資料を扱うときは、最初から結論を求めるより、章や目的で分けて渡したほうが安定します。たとえば、契約書なら「定義」「料金」「責任」「解除」、報告書なら「要旨」「背景」「数値」「判断材料」に分けると、Claudeが参照しやすくなります。
Projectsを使う場面
同じ資料群を何度も参照するなら、Projectsが向いています。Projectsは個別のチャット履歴と知識ベースを持てるので、関連文書をまとめて置き、毎回の会話で同じ背景を繰り返し説明しなくて済みます。無料でも使えますが、RAGによる拡張は有料プランで使えます。
質問の出し方
- まず文書を置く
- 次に「何を知りたいか」を短く書く
- 必要なら「該当箇所を引用してから答えて」と添える
- 最後に出力形式を指定する
この順番にすると、長文の途中で話がぶれにくくなります。特に、ページ番号や条項番号を確認したい場面では、先に根拠を示してもらうほうが安心です。
確認に向く聞き方
- この文書の要点を3点でまとめてください
- 次に、リスクが高い箇所を条項番号つきで示してください
- 該当ページを引用して、事実関係を確認してください
- 最後に、意思決定に必要な未確認点を一覧にしてください
事実確認のコツ
長文では、内容の要約と事実確認を同じ一回で済ませないほうが安全です。まずは全体像をつかみ、次に気になる章だけ再確認し、最後に別の資料と突き合わせる流れにすると、読み違いを減らせます。
気をつけること
- 非PDFの埋め込み画像は読めない前提で扱う
- 巨大PDFは全文理解を前提にせず、要点確認に使う
- 機密情報や個人情報は、必要最小限だけ渡す
- 社内文書は、人が最終確認する前提で使う
まとめ
Claudeで長い文書を扱うなら、全部を一気に読ませるより、文書の分け方、質問の順番、引用確認を先に整えるほうがずっと安定します。Projectsを使うと、繰り返し参照する資料の管理が楽になります。
Claudeハブへ戻る。あわせて Claudeの始め方と基本的な使い方、ChatGPTへ入力してはいけない情報とは?安全に使うための確認リスト、ChatGPTで社内文書を作る手順 も読むと、入力前後の確認がそろいます。